シエラクラブのボランティア1(カイル) |
左から僕、シエラクラブハワイ州支部幹部ランディー・チン、森林局スタッフ、アーロン・ロー。シエラクラブ主催のボランティアプロジェクトで(2005年)マノア・フォールズ・トレイルで大きな岩と格闘しているところ。
先日アロハアイナエコツアーズがシエラクラブ活動にボランティア協力しました。
シエラクラブはアメリカで最も大きな環境保護団体です。ハワイにはハワイ州支部があり僕は大学時代からメンバーです。高校時代に初めてシエラクラブのボランティア活動に参加しましたが、今でも時々アロハアイナエコツアーズとして、お手伝いしています。
アロハアイナエコツアーズのまり子。マノア滝への登山道に砂利をひくため、リュックで背負い山道に敷きました。砂利は道の浸食を防ぐため、そして登山者が安全に歩くためです。
今回のボランティアはツアーバンでシエラクラブのメンバーの遠足の送迎でした。この日はシエラクラブハワイ支部に多く寄付しているメンバーに対してお礼を兼ねてのご招待遠足でした。非営利団体であるシエラクラブはこうした高額寄付をしてくれる寛大な方たちにも支えられています。
ヤギやイノシシによる被害からハワイの珍しい高山植物シルバーソード(キク科のギンケンソウ)を守るためマウイ島のハレアカラ国立公園の周囲に柵が作られました。その柵の一部を立てたのがシエラクラブです。この写真は1980年の3月、大学の春休みに数週間住み込みボランティアープロジェクト中で撮ったものです。左は今でもハレアカラ国立公園で働いているロン・ナガタさんです。右は僕です。柵が僕たちの前に見えています。山奥で柵を作るのはきつい重労働ですが、やりがいのある仕事でした。この柵のお陰でハレアカラのシルバーソードがかなり回復してきました。
今回の寄付者へのお礼遠足でまわったのはオアフ島の西海岸にある二つのオーガニックファームです。カアラファームとマオファームを見学し、そこで作っているものを実際食べるというオーガニックグルメツアーでした。この二つのオーガニックファームは有機栽培で健康的な食べ物を作るものだけではなく、貧困、麻薬、ホームレスに悩まされている若者にハワイアンの伝統的文化や農業を教えるプログラムも行っています。その若者の多くはハワイアンの血をひいています。
次のブログで今回訪れたオーガニックファームを紹介します。