クーロロ(カイル) |
仕事が終わっておやつの時間
ワードのマルカイでの買い物ついでに、隣のハワイアンフードの店をのぞいたところ、珍しくクーロロがありました。近頃ではクーロロを作っているところも売っているところも少なくなってきたので、思わず嬉しくなって買ってきました。
クーロロはハワイアン先住民の伝統的なおやつです。作るにはまず生のタロイモをおろしておきます。次にココナツの果肉をおろして、それを搾ってココナツミルクを作ります。サトウキビも絞り、その汁とココナツミルク、おろしたタロイモを混ぜて、ティーの葉っぱに包み地中オーブン(イム)で蒸し焼きにします。これが伝統的な作り方ですが、現在はサトウキビの汁ではなくその代わりに黒砂糖、砂糖、蜂蜜などで甘みをつけ、セイロやオーブンで蒸し焼きにするようです。
日本人の方にとっては、まったく抵抗のなく食べられるおやつです。AAEのチャーターツアーではハワイアン料理を用意することが多いのですが、クーロロが手に入ればそれをよく付けます。お客様は「見かけはオハギ、食感はウイロウ、味は・・・」同じような味は日本にはないようですが、タロイモのお餅のようなお菓子は日本茶ともあいます。
昔はスーパーマーケットでも買えましたが、今ではハワイ料理の店にもあったりなかったり。いつか自分で材料から全部揃えて、昔ながらの方法で、クーロロ作りに挑戦したいと思います。