パーニニヲカプナホウ(カイル) |
ナイト・ブルーミング・シリウス(NIGHT-BLOOMING CEREUS / Hylocereus undatus)というタイプです。
ナイト・ブルーミング・シリウスは中米原産。メキシコでは、なんとコウモリがこの花の受粉をするそうです。ナイト・ブルーミング・シリウスがハワイに入って来たのはかなり古く、歴史の長い外来種植物です。ハワイ一の名門私立校として有名なプナホウスクールが1836年に宣教師の子弟のために設立された際、このサボテンが植えられました。現在もプナホウの石垣の上にびっしりと植えられています。この外来種サボテンにはハワイ語の名前がつけられています。ハワイ語名は「パーニニオカプナホウ」プナホウのサボテンという意味です。
大体毎年、盆踊りと月下美人のシーズンが重なります。今年も盆踊りの帰り道、プナホウに寄ったところ、タイミングよく、ものすごい数の月下美人の花が咲いていました。
この時期、お月見ハイキングツアーでは月下美人の花を見にいきます。またジャングルハイキングツアーの登山口へ行く途中、何ヶ所か月下美人の前を通ります。朝ですと、少し花が萎れていますが、それでもまだ美人の風格ありです。
次のお月見ハイキングは再来週の8月28日。満月の下に花開くパーニニヲカプナホを見にいらっしゃいませんか?