ジャクソンのリピーターさん(カイル) |
「ああ、またハイキング客がきた・・・」
10月24日、リピーターのIさんがまたまたジャングルハイキングツアーにお友達をつれてきてくださいました。ありがとうございます。Iさんがジャングルハイキングツアーに参加するのは今回で3回目となりますが、なんと驚いたことに今回を含め、3回ともジャクソンカメレオンに遭遇しています。しかも今回は一度に2匹も見ることができました。
「またお会いしましたね」(この写真も上の写真も同じメスです。)
上の写真からもわかるように、ジャクソンの写真を撮る時はストレスを与えないように枝を拾ってジャクソンがつかまることができるようにしてやります。人間のように親指があってものをよくつかむことができます。その素晴らしいグリップを使って木登りをする習性があります。
ツアーでは数週間に一匹ぐらいの割合でジャクソンを見つけますが、Iさんはやはり何かジャクソンに縁があるというか、ジャクソンとテレパシー力で通じているのかすごい確立です。とにかく皆さんジャクソンを見たい場合はIさんと一緒に行くといいかもしれません
ジャクソンのリピーターさんIさん。Iさんはジャクソンカメレオンとの強い絆が…
ハワイにはもともと爬虫類は一切ありませんでしたが、ジャクソンカメレオンはペットとしてハワイに持ち込まれ野生化しました。外来のものですが、ハワイの環境には特に害がないとされています。ペットビジネスの影響でのケニヤでは原産のジャクソンカメレオンが大分少なくなっているそうです。もしケニヤで全滅種となっても、ハワイで生き残ることができるかもしれません。
脱皮したばかりのオス、ジャクソン君
同じ木にメスより一回り小さいオスもいました。(上)外皮を脱皮した後でまだ皮膚が荒いです。ジャクソンのオスとメスの違いは、オスの額に生えている三本の角です。年を取れば取るほど角が長くなります。まっすぐで太く長い角を持つオスは最も高い値段が付きますが、このジャクソンはほんの少ししか角が出ていません。
ハワイからのジャクソンの輸出は違法となっています。ハワイ内での売買は許されており、ペットショップにもよく売っています。ちょっとしたお小遣い稼ぎに野生のものをつかまえてペットショップに持ち込む人もいます。
山をハイキングしながら、野生のジャクソン君を一緒に探しましょう。
「へへへ、人間が蚊に悩まされているうちに、そっと逃げよう。」(この写真でこれから伸びる角が見えます。)