ハワイの門松パート1(カイル) |
2007年の門松
毎年この時期、ジャングルハイキングツアーで歩く山で竹取りをする人たちによく会います。この竹で何をするかというと、門松を作るのです。門松はハワイでも人気のお正月飾りでスーパーやデパートでも買うこともできます。日系人やハワイ在住の日本人だけでなくオリエンタル好きな人にも人気があります。門松制作をするのはモイリイリにあるTemari Centerのようなクラフトグループや資金作りのために門松を作るボーイスカウトなどです。(www.temaricenter.com)
数年前から高校時代からの山の仲間、ジェリーから門松の作り方を勉強しています。今回のブログはジェリーと僕が行った2008年の門松のための竹取りについてです。実際作る様子は次回ブログに書きますね。
山奥の秘密の竹スポットに到着です。大雨の後で地面がかなりぬかるんでいます。竹やぶはかなり深い谷間にあり、去年は取った竹を運び出すのがとても大変でした。ですので、今年は山の斜面に「階段」を作るためにジェリーがシャベルを持ってきてくれました。
秘密の竹スポット
一年ぶりの竹やぶです。トップの写真は今年の門松ですが、同じこの竹やぶでとりました。ご覧のように、かなりのジャンボサイズで、横浜そごうの玄関に飾っても恥ずかしくない立派な門松です。我が家には少々立派すぎる感もありますが。
竹やぶを見る限り去年から誰もきていないようです。去年よりさらに蔓状の植物が広がって、まずそれを切り拓くのに、一苦労。周囲をきれいにしてから、目的の竹を決め、それを抜くために、さらにその竹のまわりをきれいにして、斜面にステップを掘ります。
ノコギリで巨大な竹を細かく切るジェリー。ジェリーのお母さんはAAEがコーディネートしたNHK世界トレッキング紀行(オアフ島編、田中律子さん出演)にも出演してくれたハワイのベテラントレッカー、環境保護活動家です。
選んだ竹は高さ20メートルぐらいのものでしょうか。傷付けないように立ったまま少しずつ切り、それをさらに小さく切ります。普通サイズの門松用の竹も切り、リュックにつけてその重い(40kg?)貴重品を背負い、トラックに戻ります。
作る様子は後日またご報告します。お楽しみに。